マウスピース矯正は、透明なマウスピースを1日22時間以上装着して歯を動かす治療方法の一つ。マウスピース矯正のよくある質問をまとめました。
マウスピース矯正の治療期間は?
症例、歯並びの状態、歯科医師の治療方針によって治療期間が異なります。部分矯正では約3ヶ月~1年、全部矯正では約1年半~2年が目安になります。治療終了後は後戻りしない貯めに保定期間が約半年~1年かかります。
マウスピース矯正の種類
マウスピース矯正はさまざまなメーカーから提供されており、全部矯正ができるものから部分矯正に特化したマウスピースがあります。歯科医院によって取り扱っているメーカーが異なり、素材や費用、来院頻度、交換頻度が異なります。
マウスピース矯正は痛みが少ない?
ワイヤー矯正と違って、少しずつ歯を動かしていくので痛みが少ないといわれています。しかし、全く痛くないわけではありません。歯が動くときの痛みや装置が頬の粘膜に当たって口内炎ができて痛みが生じることがあります。
マウスピース矯正はしゃべりにくい?
装置を装着してから慣れるまでは、話しにくくなる可能性があります。しかし、ほとんどの場合は、その日のうちに日常会話に支障がないレベルで会話ができます。
マウスピースを装着しながら飲み物を摂取してもいい?
装着しながら砂糖が含まれていない飲み物(水やお茶)は摂取しても大丈夫です。砂糖が入っている飲み物を摂取するとマウスピースと歯の間に糖分が停滞して、虫歯になるリスクが高くなるので避けましょう。
また、お茶やコーヒーなどステインが付きやすい飲み物はマウスピースが変色する可能性があります。
デートや大切なイベントのときはマウスピース外してもいい?
マウスピース矯正は外して食事が楽しめるのがメリットの一つ。大事なデートやイベントのときは外すことも可能ですが、長時間はずしたままだとマウスピースが入らなくなったり、治療計画が遅れたりするので、イベントが終了したらすぐに再装着しましょう。
まとめ
マウスピース矯正のよくある質問をまとめました。マウスピース矯正を行っている歯科医院は年々増えてきていますが、トラブルを防ぐためにもワイヤー矯正を行っている歯科医院を選ぶのが一つのポイントです。
矯正治療を行っている歯科医院では無料相談を設けているところもあります。適切な診査・診断を行って、歯並びや噛み合わせに合った治療方法の選択をすることが非常に大切です。