矯正治療は悪い歯並びを治して、見た目を改善するだけではないってご存知でしたか?矯正治療の効果を紹介します。
矯正治療の6つの効果
歯並びの改善だけではなく、肩こりや頭痛の改善といった驚くような効果があります。
歯並びの改善
正しい位置に歯を誘導することで、歯が並び、見た目が改善されます。矯正することで口元が整い、笑顔にも自信がでます。
かみ合わせの改善
矯正治療の目的は、噛み合わせの改善です。噛み合わせが改善されると、歯の寿命が伸びます。
犬歯と呼ばれる前から3番目の歯は、大切な役割を持っています。歯ぎしりをした際、上下の犬歯だけ当たり、奥歯が当たらない状態になります。奥歯は歯ぎしりの力に弱く、噛み合わせを改善することで、奥歯の負担を軽減します。
また、上下の歯は力を抜いてリラックスした状態は、噛み合うことはありません。矯正治療で噛み合わせを改善することで理想の状態に近づけます。
むし歯、歯周病のリスクを軽減
歯が綺麗に並ぶと、歯ブラシは届きやすくなり、むし歯、歯周病のリスクを軽減できます。
ただし、矯正中はむし歯や歯周病になりやすく、普段よりも丁寧な歯磨きが必要です。
顎関節症の改善
噛み合わせが原因で、顎関節症を患っている場合は、正しい噛み合わせにすることで改善する可能性があります。
顎関節症は、顎関節が痛い、顎関節の骨が鳴る、口が開かない症状が見受けられます。
肩こり、頭痛の減少
歯並びが整うと、肩こりや頭痛の症状が軽減する場合あります。歯並びが悪く、歯ぎしりや食いしばりがある場合、奥の歯に強い力が加わります。筋肉が緊張し、肩こりや頭痛を引き起こす原因となります。
発音がよくなる
歯並びが改善させると、サ・タ・ラ行の発音時に空気が漏れにくくなるため、発音がよくなります。
矯正の効果が現れるのは終盤から
症例にもよりますが、矯正の効果を自覚するのは、終盤から効果が現れることが多いです。矯正治療は1〜2年半と長い治療期間を必要とします。効果を早く実感するためには、計画通りに進めることが大切です。
矯正中にむし歯になってしまうと、矯正治療を中断して行う可能性があります。また、マウスピース矯正では、装着時間と交換時期を守らないと、計画通りに進まない可能性がありますので、注意が必要です。
まとめ
矯正治療を行うことで、歯並びと噛み合わせの改善はもちろんのこと、肩こりや顎関節症の改善が見られる可能性があります。
矯正の本来の目的は、ただ見た目をよくする矯正ではなく、正しい噛み合わせに改善して、噛む、食べる、話す、呼吸といった口本来の機能を取り戻します。
矯正の効果が現れるのは終盤からです。効果を早く感じるためには、計画通りに矯正治療を進めることが非常に大切です。