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口呼吸を鼻呼吸に切り替えましょう!

こんにちは😊

神戸市兵庫区にある北村歯科医院です🦷

 

皆さんは『口呼吸』をしていませんか?

コロナ禍の今はマスクの着用が習慣となり、息苦しさから『口呼吸』をする人が増えてます。

口呼吸の気づきポイント

①朝起きると、のどがヒリヒリする

②唇がいつもカサカサに乾いている

③食べる時に、クチャクチャ音を立てる

④無意識のうちに口が半開きになっている

⑤いびきをかいたり、歯ぎしりをする

⑥横向きやうつぶせになって寝るくせがある

⑦上下の唇で厚さに著しい差がある

⑧口の端がいつも下がっている

⑨歯の噛み合わせが悪く、片側で噛むくせがある

⑩歯並びが悪く、歯と歯の間にすき間が多い

ひとつでも当てはまれば、口呼吸をしている可能性があります😢!

 

👄お口はご飯を食べたり、おしゃべりをしたりするところで、息をする器官ではありません。

では、口呼吸はなぜしてはいけないことなのでしょうか?

●虫歯・歯周病になりやすく、風邪も引きやすくなる

→口呼吸の場合はお口の中が乾燥するので、唾液による殺菌や消毒作用が発揮されず、お口の中は雑菌が繁殖しやすい状況になります。それによって虫歯・歯周病・口内炎・ヘルペスなどができやすくなります。

また、のどに直接菌が定着して炎症を引き起こし免疫力が低下し、風邪を引きやすくなってしまいます。

●いびきをかくようになる

→口呼吸により筋肉が緩んでいるため、息を吸うたびに舌が気道の方へ落ち込みやすくなります。舌で気道が狭くなることによりいびきが起こってしまい、進行すると睡眠時無呼吸症候群になる恐れもあります。

●口臭が消えない

→口呼吸はお口の中を乾燥させるため、細菌が繁殖しやすくなり口臭発生の原因となります。

●頬や口元の筋肉がたるみやすくなる

→鼻から上の筋肉を動かすことがなくなる口呼吸でお口が開いたままの状態だと、「口輪筋」というすべての表情筋と繋がっている顔のハリをつかさどる筋肉が衰えます。

●出っ歯や開咬の原因となることが多く、歯並びにも影響してきます。

→開咬とは、歯を噛み合わせた時に上下の前歯の間にすき間があいて、前歯で食べ物が噛み切れない状態をいいます。

開咬は特に本人や保護者も気づきにくい歯並びの為、学校の歯科検診やかかりつけ歯科医に指摘されて初めて気づくことが多いです。

永久歯での開咬治療は矯正治療のみなので、早期の治療が望ましいです。

『口呼吸』を『鼻呼吸』に変えましょう!

鼻呼吸のメリット

鼻呼吸では、鼻毛や奥の方にある繊毛が空気中のほこりを取り、乾燥した空気を適度な湿度にしてのどや肺にとって刺激の少ない空気にしたうえで体内にとりこんでいます👃

 

免疫力アップ 温められ、湿気も加わった空気のため、風邪も引きにくくなります。湿った空気のほうが血中に酸素が取り込まれやすいため、血流も改善します。

睡眠の質が上がる 睡眠中に取り込まれる酸素量が増えて熟睡できます。そのため免疫やホルモンバランスが良くなります。

唾液の分泌量が増える 口腔乾燥が改善し、唾液の殺菌効果により虫歯、歯周病、口臭の予防や改善につながります。

 

口呼吸をやめるためにはどうすれば良いでしょうか?

ベストな方法は毎日のトレーニングです!

体の筋肉をつけるためには、毎日の筋トレが必要であることは皆さんもご承知だと思います。

同じように、顎や舌の筋トレを行うことが口呼吸の治療にはとても大事になってきます。

このトレーニングは小さいお子さんから高齢者の方まで幅広い世代の方で行うことが出来ます。

一例として、あいうべ体操やポカーンX・タッチスティックなどの器具を用いて行うものがあります!

お口やトレーニングのことで気になることがあれば、北村歯科医院のスタッフまでお気軽にご相談下さい😊

 

 

 

参考文献:子どもたちが上手に噛める・食べられる・呼吸できるようになる本

 

神戸市兵庫区の歯医者さん 北村歯科医院