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歯の印象(型取り)について

 

こんにちは!!新人スタッフの阿部です😊

知らない方がたくさんいらっしゃるかもですので、自己紹介させていただきます(`・ω・´)

 

私は、中学から卓球をやっています!

お見せできるほど上手くありませんが、卓球を愛しています!!(笑)

卓球をされている方は是非声をかけてください🏓

 

出身は明石市です!

明石といえば、明石城や明石のタコ・海苔などが有名です。

なかでも皆さまにおススメしたいのは、明石焼き!ご存じですかね??

見た目はタコ焼きに似ていますが、生地はふわふわとろとろで、ダシにつけたりソースをかけたり食べ方も様々!!

明石へ行かれる際は是非、明石焼きを食べてみて下さい🥚

 

さて、本題ですが・・・

歯の印象・型取りをされたことはあるでしょうか??

被せものや入れ歯など作る時にする型取り。

その印象材は一体何が入っているのか。気になりますよね?

今回はこの印象材についてお話しさせていただきます!!

 

北村歯科医院では、2種類の印象材を使っています。

 

1つ目は、シリコンラバー印象材

シリコンゴムが原料の印象材で、非常に寸法精度・安定性に優れているため、精密な印象採取を行う時に使われます。

しかし、非常に高価なものなので、主に自費の補綴物の印象の際に使われます。

 

まずは、寒天を歯の周りから覆うように流していきます!

シリコンでの印象の時は、この黄色の寒天を使います。

↓こんな感じに・・・

寒天を流し終えたら、いよいよ歯の型を取っていきます!!

この紫色のものが、シリコン印象材です!

シリコンラバーの中でも歯の型取りに使う非常にとろとろのライトというもので
歯と歯茎の間の歯肉溝という部分まで正確に型取りすることができます。
歯肉溝と歯の削った境目を型取りすることで歯科技工士さんが顕微鏡を見ながら作ることができるようになります。

印象後がこちら!

奥から2番目の歯の型がキレイに取れています

 

入れ歯用のシリコンラバーもあります。

入れ歯を作るための模型の型取りをする場合は

個人トレーというものを作ります。その名の通り患者さんのお口あった型取りのトレーです。

個人トレーを使った型取りは少し硬めのレギュラーのシリコンを使います。

金属の入れ歯を作るときや正確な金属のバネを作るときに使用します。

 

2つ目は、アルジネート印象材

この印象材はよく使われている印象材で、味がまずいとよくお子さまたちに言われてしまいます(笑)

こちらも、寒天を流していきます。

こっちは緑色!!

寒天を流し終えたら、型取りです!!

実はこの印象材、コンブなどの海藻に含まれているアルギン酸というものが原料の印象材なんです!!

コンブのねばねば成分なので体には全く無害!すごいですね!

このアルジネート印象材の粉末を水と混ぜることによって、固まっていきます。

コンブの成分を使っているとは驚きですね(笑)

印象後はこちら!

アルジネートの印象材で取った方は、これに石膏を流し、歯の模型を作ります。

その模型を技工士さんにお渡しして、被せものを作っていきます。

 

 

いかがだったでしょうか??

体のことを考えて、安全でかつ正確に型取りできる物を使っているのはすごいなと思いました!

型取りをする際、コンブのことを思い出していただけると嬉しいです(*^_^*)