こんにちは!
兵庫区和田岬にある北村歯科医院です🦷
今日はガムを使ったスマイルMFTのトレーニングをご紹介いたします!😊✨
ガムを使ったトレーニングでは、
『咀嚼』『嚥下』をトレーニングすることができて、
正しく飲んで、正しく飲み込むを目的としています👄
まず、どのトレーニングするときも姿勢を正して背筋を伸ばし足裏をぴったりつけます🐾
姿勢が正しくないと、しっかり息がすえないので正しくトレーニングできません
ガムを噛む事が口呼吸予防
口呼吸は歯並びだけでなく全身の健康まで悪影響を及ぼしています。今お子さんの半分以上は口呼吸です。ガムを噛む時はしっかりお口を閉じて鼻で呼吸しましょう。味がなくなるまでの5分でも鼻呼吸の良い練習です。「くちゃくちゃ」音が出る方は口呼吸傾向です。これは呼吸的にも・マナー的にもNGです。しっかり口を閉じてガム噛む事で口の筋肉も鍛える事ができます。
片噛み予防
ヒトは利き手の方が食事がしやすいです。これが行き過ぎると片咀嚼といって、顎の発達が左右で異なってきます。左右のバランスというのは健康に大切です。いつも噛んでいない方で噛みましょう。
調査ではヒトの顎は左に曲がっている事が多いようです。そうすると上下の歯の正中線がズレてきます。実際、私は右利きの人間が多いから、右の方が強く発達したのでは?というのも、下アゴが左にズレている原因の一つと思っています。ガムは、自分の噛み方を確認する良い道具でもあります。是非チェックしてみて下さい。
筋機能訓練も可能
歯並びが悪くなる原因には、歯の内外から圧力のバランスが崩れている事があげられます。具体的には内からは舌を出そうとする圧力、外からは口を閉じる圧力です。低位舌で前歯を押していたり、常に口が開いていて口呼吸の方は歯並びは悪い方向に向かっていると考えてください。このバランスをよくするトレーニングとして市販のガムを噛んでもらうガムトレーニングという練習がありますのでご紹介します。このトレーニングは毎日時間を決めて継続して行う事が大切です。キシリトールガムを噛めば、虫歯予防もできるため一石二鳥です。タブレットガムの場合は1回2粒くらいが良いサイズです。
①必ず口を閉じて噛む
まずはガムが柔らかくなり味がなくなるまで、お口を閉じて噛み続けましょう。鼻呼吸をしながら噛む事が大切です。お口が開いていると「クチャクチャ」音がします。また、片側噛みにならないよう左右交代で噛みましょう。これを最低3分は続けて下さい。
②ガムを舌で丸める
ある程度柔らかくなったら、ガムを舌で転がし丸くまとめましょう。これは舌を上手く使う練習になります。
③ガムをスポットにつけて押しつぶします。
丸くなったガムを、舌をもちあげてスポットにむけて一気に押しつぶします。一発でできるようになりましょう。これは舌を持ち上げる筋力を鍛えます。舌が上手く持ち上がらないと、ガムがくっつかなかったり、上の前歯の裏についてしまいます。
④そのままツバを飲む。
舌を持ち上げた時にたまったツバをそのまま「ごっくん」しましょう。その際は必ず、姿勢を正して足を地面につけてアゴを引くように筋肉を使って飲みましょう。最初は中々飲めないと思いますが練習です。
是非やってみてください😄🌟
兵庫区神戸市の歯医者さん
医療法人社団 北村歯科医院