こんにちは☺️
神戸市兵庫区にある北村歯科医院の歯科衛生士の佐々木です。
今回は仮歯の役割についてお伝えします‼︎
歯か虫歯になった時に削って歯の修復をおこないます。
一部分の歯を削るインレー
歯の全体を削るクラウン
歯の全体を削り歯のない部分を橋渡しをするブリッジ
を作るときに型取りをし技工所に出している間は歯がない状態になります。
その時に使うのが仮歯を入れます。
仮歯には3種類を使い分けています。
一部削っているインレーの場合はジュラシールと言われる子供の時に遊んだ風船のセメダインの匂いがするもので蓋をします。
歯の全体を削るクラウンやブリッジの場合はユニファーストと言われるレジンで歯の形に削ったテックと言われるもので、仮止めをおこないます。
また、健康保険適用外で行うプロビジョナルレストレーションと言われるものがあります。
仮歯を使う役割としては
①審美性
歯が1本なくなると、見た目が気になりますよね❓
仮歯があると見た目を気にすることなく会話をすることが出来ます。
②歯の移動を防止
型取りをした後に歯が動いてしまうと被せ物が合わなくなってしまうことがあるので動かないようにするために必要になってきます。
③噛めるようにする
普段奥歯で食事をしていると、1本でもなくなると噛めなくなるので見た目では見えなくても奥歯に仮歯を入れることがあります。
④歯にかかる刺激を遮断する
神経の生きている歯を削った場合仮歯を入れておかないと冷たいものでしみたりします。歯をみがくこともできなくなります。
⑤歯ぐきの形を整える
歯の移動を防止するとともに歯の周りの歯ぐきが盛り上がってくるのを防ぎます。
仮歯を入れることで見た目が気にならなくなったり、噛めるようになります。
ですが仮歯用のセメントでつけているということもあり長期間使えるものではありません😿
仮歯を入れることによって一時的に噛めるようになり、治療を中断してしまうと状態が悪くなってしまうのでしっかりとした被せ物を被せ終わるまで来院するようにしてください🙇♂️
中断することで、仮の歯が折れてしまったり、虫歯になったりします。
そうなった場合は治療計画の変更が必要になる場合があります。簡単に仮歯をそのまま入れ替えるだけでは済まなくなってしまいます。
最終的な被せ物のほうが強度が強く見た目も綺麗なので美味しくご飯を食べたり、歯を見せて笑顔で生活することができます😁
歯の一本の治療を行うには歯の根っこの治療、虫歯の治療、歯周病の治療、技工所のよる歯の修復物の作成、最終的な被せ物をつけた後の歯科衛生士による虫歯や歯周病の予防の管理が必要になります。患者さんの協力も必要ですので一緒にお口の歯の健康を保っていきましょう。
神戸市兵庫区にある歯医者さん 北村歯科医院